冬は めまいがおこりやすい

めまいの原因と症状

私たちの身体には 姿勢のバランスを保つ機能があります
この機能に異常があるとめまいが起こります

この機能を司る場所の1つが 耳の中にある「内耳」です
内耳の前庭といる場所にある耳石がはがれ、身体のバランスを保つ三半規管に入り込むことによって起こります

めまいは こうした耳の異常のほか、脳梗塞、脳出血などの脳の異常、高血圧や起立性低血圧などの血圧の変動、
さらに不安やストレス、加齢などの様々な原因によって起こります

めまいには 大きく分けて 「回転性のめまい」「非回転性のめまい」の2つのタイプがあります

回転性のめまい

文字通り目がグルグル回る感じのめまいです
多くの原因が耳の異常
突然起こり、ひどい時は立っていられないほどの激しさですが、生命に関わるようなリスクは
ほとんどありません

代表的な例が「良性発作性頭位めまい症」で はがれた耳石が三半規管を刺激することで起こります
閉経後の女性に多いのが特徴です

閉経後は 女性ホルモンが低下してカルシウム不足になり、耳石がはがれ落ちやすくなるためです

吐き気や嘔吐を伴う激しい回転性のめまいに加え 聴力の低下や耳鳴り、耳が詰まった感じなどの症状を伴うのが
「メニエール病」です
原因は 内耳を満たしている内リンパ液が増えすぎ、むくみを起こした状態になることです
30~50代の女性に多くみられ ストレスや疲れがたまった時に起こります

非回転性のめまい

身体がふらふらしたり、足元がふわふわして、まっすぐ歩けないような感じのめまいです
回転性のめまいの多くは耳の異常からですが 非回転性のめまいは 脳の異常が原因の場合もあります

2017年めまいの国際学会で慢性めまいの原因として「持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)」が注目されました
急なめまいを発症後、急性期症状は改善したにも関わらず、雲の上を歩いているような不安定な感じが3ヶ月以上にわたってみられる疾患です
ふらふら感が特徴で、立ったり歩いたりする、乗り物で身体が揺れる、複雑な模様や激し動きの映像を見ることなどによって症状が悪化します

めまいの予防

★ストレスを溜めない
★予防に効果のある食材を
★塩分を控え 野菜をたくさん食べる
★アルコールやカフェインは 要注意
★適度な運動を

東洋医学におけるめまいとは

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漢方では めまいの原因として 水分の循環障害、五臓六腑のバランスの乱れなどをみていきます

そして 腎精という考え方があります
これは 自律神経(交換神経・副交感神経)、ホルモンの分泌に関わる内分泌、身体のバリア機能の免疫などの
バランスの乱れによって 身体の恒常性維持機能が衰え 様々な病気や身体の不調が起こる事です

特に 冬は 「腎」のケアが重要です
「腎精」「腎力」などといいます

更年期111

東洋医学のバイブルといわれる「皇帝内径」という書物には
男性は 8の倍数 女性は7の倍数で 身体が変化すると言われています
女性の身体が一番充実している時は 28歳です
その後 腎精は 低下していきます

寒さやストレス、栄養不足、塩分の取りすぎそして 老化などで この腎精が衰えます
つまり 「エネルギー不足」になるのです

腎精は 耳・髪・膀胱・骨などの臓器と深く関わりがあります
年齢がすすむろ 耳が聞こえにくくなったり、髪の毛のツヤがなくなったり、頻尿、骨も骨折しやすくなったり
すべて 原因は 腎精の衰えにあります

老化現象のカーブを 大きく下げるか 緩やかにするかで その後の人生は変わってきます

漢方の生薬の中で 鹿茸(ろくじょう)と言われる 若い鹿の角
この漢方が 腎精の力を復活させる事はとっても得意です
鹿茸

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