健康寿命とは、 健康で活動的に暮らせる期間
寿命 - 病気・介護期間 です
漢方では 女性は 7の倍数で
体の節目を迎えると考られています
それぞれの時期において 女性ホルモンの
バランスも違います
更年期は 一般的に 45~55歳ごろと言われています
【42~48歳】
更年期前半 閉経に向けて女性ホルモンが低下
・・・今までできていたがことがスムーズにこなせなく
なり 自信を失う。不眠や生理不順が出てくることも。
★★★なにごとも「できる範囲」で無理をしないこと
【49~55歳】
更年期後半。血管や筋肉の老化
コレステロール値が上昇
・・・イライラや落ち込み、肩こり、疲労感が強くなる。
体形のくずれなど 容姿に対して自信を失う。
太りやすいが、簡単にやせない。
★★★更年期をいかにうまく乗り越えるかが
その後の心身の健康に大きくかかわる!
【56~62歳】
更年期を抜けて、元気を取り戻し、
活動的になる。
・・・「第二の青春」到来。
ただし更年期をうまく乗り切れなかった場合
不調を引きずる。
女性ホルモンが低下し、男性ホルモンの影響で
ずけずけものを言うようになる人も。
また、この時期の養生を怠ると
その後、一気に老け込む心配が。。
★★★体調が戻る時期。
ただし 身体は老化に進むので養生を大切に
【63歳~】
体力、気力とも本格的な老年期
・・・様々な病気のリスクが高まる時期に
入るので身体に負担をかけない生活をし
趣味や生きがいを持ちつづけることが
ますます大事に
★★★加齢をケアする養生生活を送ることで、
健康寿命は延ばせます
健康寿命を延ばす4つのポイント
「腸」をきれいに
「血管」を丈夫に
「骨」を強く
「心」を元気に
「腸」をきれいに
「氣」の力を補い、心楽しく過ごす
腸は 食べたものを消化・吸収し 全身のあらゆる機能で役立てる
重要な臓器。腸内細菌が アレルギーや免疫系にも関与している
報告が されています
畑でいうなら美味しい野菜を育てる「土」のようなもの
年齢とともに食事の量が減るため、毎日排便とはいかなくても
バナナ状のスッキリした便がでるなら健康です。
腸内にガスがたまり、お腹が張ったり、ゲップが増えるようなら
要注意。
腸の力を維持するには、腸を動かすエネルギーでもある
「氣」を高める食生活を!
また ストレスは氣を滞らせ腸の働きを悪くするので
ときには食べたいものを心おきなく食べたり
お友達と楽しく食事をとることも大切
[氣の力を高める食材で腸の動きをスムーズに]
漢方では
「氣の力」 = 「排便力」
と同等であると考えます
氣の力を高めるには 雑穀類や豆類、きのこ
ぬか漬けや納豆などの植物性の発酵食品がおすすめ
漢方薬
便秘しやすく、便が固い方に・・・麻子仁丸
下痢しやすく、お腹が張る方に・・六君子湯
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「血管」を丈夫に
血流を高めれば、全身が老けにくくなる
血管は、全身のすみずみに栄養を送り届けて老廃物を回収する働きを
担っています。
年齢とともに血管は 硬くなり しなやかさが失われます
血管の老化 = 全身の臓器の老化 に繋がります
手足が冷える、平熱が低い、舌の裏の血管が黒ずむ
静脈瘤ができるなどの症状があれば 血管が老化しているサイン
「血管力」を維持するには 血流の滞りを改善するケアや
腎の若さを保つケアが重要。
血流をよくするにんにく・ねぎ、生姜、みょうがなどの香味野菜や
青魚をとり 日常的に身体を動かす習慣を
また貝類などの魚介類は 腎の力を高める働きがあります
漢方薬
血流をよくしたい方・・・冠丹元
下半身が冷える方・・・桂枝茯苓丸
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「骨」を強く
「腎」を補って、骨も関節も軟骨も若々しく
漢方では、骨や軟骨、骨の周囲から骨に栄養を送る骨膜などすべてを含めて
「骨」と考えます。
骨を補うのは「腎」
更年期以降 腎の衰えによって骨量は減り
腰痛や関節痛も悩むことが多くなります。
立ち上がる際など体を動かしはじめるときに
ガクガクする、ひざを曲げると音がする
肩を回すときしむような違和感がある
指がこわばる、などの自覚があったら要注意。
骨を強くするには 腎の力を補うこと!
黒豆、黒ごま、のり、ひじきなどの黒い食べ物
山いも、オクラなどのネバネバしたもの
骨つき肉を煮込んで軟骨や骨膜のエキスごと
いただいたり
ヨガや太極拳などゆっくりした動きで
関節が滑らかに動くよう働きかけましょう
漢方薬・健康食品
骨を丈夫にしたい方・・・長城甦腎宝錠(ちょうじょうこうじんほうじょう)
カルシウムを効率よく取り入れたい方・・・電解カルシウム
腰痛や関節痛がつらい方・・・独活寄生丸
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「心」を元気に
新しいことに触れて 心のエネルギーを高める
老年期は「喪失経験」が重なります
自らの若さを失う
友人やパートナーを亡くす
長く飼っていたペットとの別れなど・・・
また更年期にうつ状態になったまま
老年期うつに移行してしまう人も
心のパワーダウンは、全身の栄養源でもある「血」
とエネルギー源である「腎」が関係します
ふだんから、血や腎に栄養をあたえるなつめ・ゆり根
牡蠣・卵黄や 漢方茶・ハーブティなどの飲み物で
元気をつけましょう
別れを経験して 心にぽっかりと穴があいたら
その場所を埋めるよう新たな交友関係や趣味をつくるよう
心がけると、心だけでなく 身体も若さも
保っていくことができます
漢方薬
氣血を補い 身体にエネルギーをあたえる
・・・当帰養血精L
憂うつで不安感のある方・・・帰脾湯・加味帰脾湯
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自身の身体の状態に注意を払い、これら4つの要素に
変調や異常が起こっていないかをチェックをしてください
生活養生を行ったり、自然由来の漢方薬で
身体本来の機能をサポートしたりすることで
老化の進行を確実に遅くし
健康度を高めていくことできます
そして 毎日「笑顔」で
しんどい時は 「作り笑顔」でもOK!
貴方の笑顔が 周りの人を
幸せにします!!!
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