漢方あれこれ・・・尿の変色・着色

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尿の変色・着色について
尿の変色・着色する生薬について
尿の変色・着色する漢方薬について

尿の変色・着色について

お薬を服用すると色々な体の変化が起こることがあります
尿の変色・着色もその一つ
漢方薬を服用して 尿の変色・着色する事があります
病院で処方された漢方薬の中にも 知らず知らす
このような成分が入っていることがあり
体の変化でビックリという事もあります

尿の変色・着色する生薬について

その一つが「大黄(ダイオウ)」 
そう便秘の時に登場する生薬です
大黄1
ダデ科のダイオウ属植物の根および根茎を乾燥したものです

体への作用としては 通便・清熱・消炎
つまり お通じをよくしてくれたり 体の熱をとってくれたり
体の炎症をなくしてくれたりします

センノシドという成分が腸内細菌の働きで形をかえ 腸の動きを刺激します
その際に 尿の色が濃くなったり、赤みを帯びたように見え
またお薬の量や 体調(尿のPH)によっても黄褐色~赤色に見えます

しかしこの尿の変色・着色は 大黄の成分の変化した物が尿中に排泄された 結果のため 心配される必要は ありません

ただ尿の変色・着色は、尿路に出血があったり、
肝臓の働きが低下した時も起こりますので
気になる時は 病院で検査してもらうか
尿検査できる試薬も薬局で販売しています
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尿の変色・着色する漢方薬について

大黄を含む漢方薬
大黄甘草湯・防風通聖散・柴胡加竜骨牡蛎湯・
桃核承気湯・麻子仁丸などたくさんあります


貴方が今服用している漢方薬で 気になる事がありましたら
かなざわ薬局 お問い合わせ
から お気軽にメールをしてください


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