熱中症対策と漢方 ~暑さに負けない身体づくりを~

目次

熱中症は予防が大切です

だんだんと日差しが強くなり、気温も上昇してくる季節になりました。
熱中症は重症化すると命に関わることもありますが、日頃から対策を行うことで予防できるケースも少なくありません。まずは身体に負担をかけすぎない生活を心がけましょう。

熱中症予防の基本3カ条

① 炎天下での外出を控える

特に気温が高くなる11時~15時頃は注意が必要です。
できるだけ直射日光を避け、屋外での活動は無理をしないようにしましょう。

② こまめな水分・塩分補給

喉が渇いてからではなく、渇く前に飲む習慣をつけることが大切です。

③ 十分な睡眠と休息

疲労が蓄積すると熱中症のリスクも高まります。
睡眠をしっかりとり、身体を休ませることも大切な予防策です。

漢方でできる熱中症・夏バテ対策

東洋医学では、暑さによって失われる「氣(エネルギー)」や「津液(身体の潤い)」の不足に着目します。
症状や体質に合わせて漢方薬を活用することで、夏を元気に乗り切るサポートが期待できます。

夏バテ予防に「生脈散(しょうみゃくさん)」

生脈散は「飲む点滴」と呼ばれることもある漢方です。

こんな方におすすめです

  • 汗をかきやすい
  • 夏になるとぐったりする
  • 喉が渇きやすい
  • 肌が乾燥しやすい
  • 疲れやすい体質

汗や暑さによって失われたエネルギーと潤いを補い、身体のバランスを整えます。

生脈散を構成する主な生薬

薬用人参
胃腸機能を高め、失われた氣を補います。
麦門冬
身体の潤いを補います。
五味子
汗の出過ぎを防ぎ、肺を潤します。

熱中症の初期症状に「五苓散(ごれいさん)」

五苓散は、

喉の渇き・尿量の減少・めまい・頭痛・吐き気・下痢

など、熱中症の初期症状によく使われる漢方です。
また、二日酔い・急性胃腸炎・気圧変化による頭痛やめまいにも用いられます。
体内の水分バランスを整えることが特徴です。

強い夏バテには「清暑益気湯(せいしょえっきとう)」

汗をかき過ぎて、

全身のだるさ・食欲不振・下痢・夏やせ

などがみられる場合に使われます。
身体にこもった熱を冷ましながら、エネルギーや潤いを補い、胃腸機能を整えます。

慢性的な疲れには「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」

夏の暑さによる

食欲不振・慢性的な疲労感・倦怠感・夏やせ

に効果が期待される漢方です。
胃腸機能を高めながらエネルギーを補うため、特に虚弱体質の方や疲れがなかなか取れない方に向いています。

清暑益気湯と補中益気湯の違い

清暑益気湯

  • 強い暑さで体力を消耗している
  • 喉の渇きがある
  • 軟便傾向がある

比較的「急性の夏バテ」に向いています。

補中益気湯

  • 冷えを伴う
  • 長期間疲れが続いている
  • 体力が落ちている

じわじわと弱った「慢性的な夏バテ」に向いています。

熱中症は予防が何よりも大切です

  • 暑い時間帯を避ける
  • 水分・塩分補給をこまめに行う
  • 睡眠と休息をしっかりとる

こうした基本的な対策に加え、体質や症状に合わせて漢方を取り入れることで、暑い季節をより快適に過ごせるかもしれません。
体調の変化を感じたら、無理をせず早めの対策を心がけましょう。

ご相談・お問い合わせ

● ラインで!まずは公式ラインアカウントに登録!
↓LINE公式アカウントの登録はこちらから!

お名前・電話番号・お問い合わせ内容を送信してください。

ホームページの予約カレンダー・お問い合わせフォームから

ご来店の場合は予約カレンダーで日時をご選択して、お名前・電話番号等を送信してください。
メールの場合は、お問い合わせフォームから、お名前・電話番号・メールアドレス・お問い合わせ内容を送信してください。


● お電話でのお問い合わせはこちら

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる