男性不妊とは
特に避妊しているわけでもないのに2年以上子供ができない場合 女性ばかりが原因ではなく 「男性不妊」の可能性が
その「男性不妊」の原因は、そのほとんどが「精子」に関する問題だといわれています
精子に関わる原因の9割が、元気な精子をつくりだすことができない 「造精機能障害」です
「造精機能障害」は先天的なものもありますが、生活習慣の乱れや過度のストレスが影響とされる後天的なものも増加してきているといわれています また おたふく風邪による精巣炎、慢性前立腺炎、ED(勃起不全)、前立腺肥大、前立腺がんなども原因とされています 気になるようであれば、最近では 泌尿器科でも検査をうけられるところが 多くなり 医師の診察をうけることをおすすめします
男性不妊の検査
・精液検査 :2,000〜10,000円
・血液検査 :4,000円〜
・超音波検査(エコー):1,000円〜
上記の検査などを行い、場合によってはより詳細な検査(MRI検査など)を行う場合もあるようです 生殖機能について様々な視点で検査を行うことで、症状を的確に診断するのだ。
費用は、クリニックにより自由診療と保険診療があるため、差が大きいです そのため、検査を受ける前に費用などは事前に確認しておく必要があります
最初にうけるべき検査
【 精液検査(精子検査) 】
この検査では、精液量・精子濃度・精子運動率・精子正常形態率(奇形率)などを調べられる。禁欲期間を過ぎてしまうと数値に影響が現れるため、医師の指示する禁欲期間を 守るようにしょう。
方法としては、採取後2時間以内の精子を十分に液化させてから調べていく。1回目の検査だけで判定することは少ないため、通常は1〜3カ月以内に2回行い、総合的に診断される。
精液検査(WHO基準)
pH値 :7.2以上
精子濃度 :1ml中に1,500万個以上
総精子数 :3,900万個以上
精子運動率 :32%以上
精子正常形態率:15%以上
精子生存率 :58%以上
白血球数 :1ml中に100万個以下
男性不妊の治療
治療の基本的な考え方として、精液所見で精子数が少ないほど高度な治療が 必要になってしまう。
・体外受精 / 1回あたり70,000~600,000円前後
・顕微授精 / 1回あたり200,000~600,000円前後
上記の基本とともに、原因に応じて、内科的治療(薬物療法)や外科的療法(手術)も 選択される。
料金は病院ごとに自由に設定できるので、高いところでは体外受精と顕微授精の費用が 1回あたり100万円を超えることも珍しくない。
<元気で沢山の精子を作るためには!>
★熱を避ける
まず、熱に弱い精子を守るため、膝の上にノートパソコンを置いて仕事をしたり、熱がこもりやすいブリーフを着用することは出来るだけ避けることをお勧めする。
★喫煙・飲酒を避ける
喫煙やアルコールも精子の状態に影響するので、 妊娠が成功するまでは控えたほうが無難である。
★ミトコンドリアの活性化
ミトコンドリアは 私たちの体の中にある37兆個の細胞の中にあります その中で糖や脂質の代謝をし ATP(人間のエネルギーの源)を産生しています
もちろん、生殖機能を働かせる細胞にもエネルギーを生産・配給する働きがあります
筋肉を鍛えれば、体内に存在する細胞へエネルギーを生産・配給する「ミトコンドリア」の数も増加します そこに人間の生体内に存在する天然アミノ酸 ALA(5-アミノレブリン酸)をより多くとることで ミトコンドリアの活性があがり より多くのエネルギーを産生してくれます
ALA(5-アミノレブリン酸)は バナナ・いか・ワインなどに含まれます またALAは ミネラル(鉄・亜鉛)と相性が良い成分です 同時に摂取しましよう
まずは、健康維持のために食生活を見直したり、 筋力トレーニングをしてみてはどうでしょうか!