最新治療や生活の工夫で対策を
今や日本人の約4割が花粉症との報告が。効果が高く副作用の少ない薬の登場や、体質改善が期待できる根治治療など、花粉症を取り巻く状況は大きく変化しています。また、花粉を体内に入れない生活の工夫も大切です。
知って実践!花粉に負けない過ごし方
花粉を徹底的に排除!掃除で負けない◎
マメな掃除を心がけ、家の中の花粉を減らし、快適な日々を過ごしましょう。
床の掃除は朝イチがおすすめ
花粉はとても軽く、人が動くだけで舞い上がってしまいます。
しかし、皆が就寝している間に、空中の花粉は床に落下します。
つまり、朝イチに床掃除をすれば、効率よく花粉を除去できるということです。
床の拭き掃除→掃除機の順に
床掃除を始める際、いきなり掃除機を使うと、床に落下していた花粉が排気で舞い上がってしまいます。
そうならないためにも、床の花粉を雑巾やワイパー等を使って拭き取ってから、掃除機をかけましょう。掃除機はゆっくり動かすと花粉が舞い上がりにくくなります。
布製品は粘着クリーナーで花粉を舞い上げない
布団に入る時に症状が出る人は、寝具に花粉が付着している可能性が。花粉を舞い上げないためにも、粘着クリーナーを使って花粉を除去しましょう。ソファやカーペット、ぬいぐるみ等の布製品も同様に。
乾燥対策で花粉対策!潤いで負けない◎
部屋の湿度は40~60%
空気が乾燥するこの時期は、暖房の影響で部屋の湿度も低くなっています。そのため花粉の水分も少なくなり、空中に浮遊しやすくなります。室内の適正な湿度(40~60%)を保ちましょう。
加湿器を置く、浴室の扉を開ける
室内の湿度を保つためには、加湿器を用いると良いでしょう。加湿器はこまめに掃除をして、加湿力を維持させ、カビや雑菌の温床にならないよう心がけましょう。入浴後に浴室の扉を開けておくのも手軽な加湿方法です。
鼻の潤いを守る鼻呼吸
鼻毛と鼻の奥の湿った年末がフィルターと加湿の役目をして、吸い込んだ空気中の花粉を排除します。鼻のこの動きを活かした鼻呼吸を実践しましょう。鼻詰まりの人は鼻うがいを併用すると良いでしょう。
のどの潤いを守るうがい、のど飴の活用
のどの粘膜は花粉を付着させ、粘膜にある線毛が体外に排出させます。うがいにより粘膜に付着した花粉を除去したり、粘膜や線毛が乾燥しないように、のど飴で唾液の分泌を促すのもおすすめです。
もっと詳しく知りたい方はかなざわ薬房まで
かなざわ薬房では、身近なことから出来る花粉症対策を詳しく掲載している「Life 2月号」を無料でお渡ししています。
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Life 2023年2月号(2月1日発行)
【特集】知恵で勝つ!花粉症対策
■まずは確認!最新治療
花粉症の症状があるときは、まず医療機関を受診しましょう。
花粉症治療も日々進化しています。
■何度も目覚める中途覚醒の意外な原因
睡眠に問題がある状態が1カ月以上続き、日中に不調が出現する状態を不眠症といい、いくつかのタイプがあります。
その一つが寝ついたあとに何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」です。睡眠が頻繁に途切れ、熟睡感が得られず、生活の質の低下を招くこともあります。