手足が冷えたり
慢性的に肩こりだったり
身体がむくみがちだったり
病気ではないけど
なかなか解消されない身体の不調の原因は
自律神経が乱れる
↓
血行不良によるものかもしれせん
漢方では 血が滞ることを 「瘀血(おけつ)」
と言います
血液は 身体に栄養や酸素・熱を運んでくれています
細胞の隅々に 血液が行き渡っているのが
「健康な身体」
血行不良により 栄養や酸素・熱が行き渡らず
身体に不調が起こるのも当然です
その血行不良に 自律神経の働き
が深く関わっているのです
目次
①血行不良と自律神経の乱れ
②自律神経と血管の関係
③自律神経を整える第一歩
①血行不良と自律神経の乱れ
前回の 自律神経No.1の復習
自律神経には
交感神経と副交感神経があり
交感神経=アクセル
副交感神経=ブレーキ
のお話をしました
くわしくは こちら↓↓↓
自律神経 No.1<不調のカギは・・・>
自律神経が乱れると
この交感神経と副交感神経のバランスも乱れます
血液が流れる血管もこの自律神経の影響をうけます
それにより血行不良になるのです
②自律神経と血管の関係
血管は
交感神経が強く働いている時→収縮(せまくなる)
副交感神経が強く働いている時→拡張(ひろくなる)
これらのがバランスよく働いていれば
血管そのものが 収縮と拡張を繰り返し
身体中の毛細血管にまで血液を届けてくれます
しかしこのバランスが乱れると
血管が収縮しっぱなしで血行不良になったり
反対に血管が拡張しっぱなしで静脈に血液が停滞して
しまったりします
これが冷えや肩こり・むくみの原因になります
血行改善には 運動やお風呂もおすすめです
運動により 筋肉がポンプの役目をしてくれますが
毛細血管までには血液を届けてくれません
お風呂も身体を温めて一時的に血行は改善されますた
再び自律神経が乱れると血行不良になります
だからこそ根本的な血行改善には
自律神経のバランスを整えることが大切です
③自律神経を整える第一歩
日常生活で ストレスや緊張は つきものです
極度の興奮やストレスは交感神経の働きを活発にさせるため
現代人の自律神経の乱れには 「交感神経優位」の
パターンが多いのです
緊張した時は 「息が詰まる」といいますよね
また なかなか自覚できませんが 緊張したり焦ったり
怒ったりして交感神経が強く働きすぎている時
呼吸は速く浅くなっています
一度そのような時 呼吸を意識してみてください!
反対に ゆっくりとした深い呼吸は
興奮した交感神経をなだめ 低下した副交感神経の働きを
よくしてくれます
その結果 血管がゆるみ 身体中に血液が流れていきます
呼吸は 自分で意識してできます
ですから「呼吸」は自律神経を整えるために
最も簡単で基本の一歩なのです
[その1] ゆったり呼吸
副交感神経の働きをよくして血行不良を改善するための
基本呼吸法
ポイントは 「吸う:吐く」の長さを「1:2」
にする事です
3秒吸って6秒吐く
難しければ
2秒吸って4秒吐くでもOKです
鼻から吸って口から吐くとか腹式呼吸とか
細かいことは気にせずに
まずは「ゆっくりと呼吸していること」を意識しましょう
[その2] 「毎日1分間 しっかり呼吸」
毎日1分間 しっかり呼吸する時間をとりましょう
呼吸する時間帯によって効果は 左右されないので
寝る前でも 朝でもいつでも自分のしやすいタイミングでOK
いつやるかより 大切なのは
ルーティンとして生活に組み込むこと
毎日1回「呼吸を整えること」を意識するようになると
これまで無意識にしていた呼吸に意識が向き
日常的に「あ、呼吸が浅くなっているな」と気づきやすくなり
そこでゆっくり深い呼吸をすることで 副交感神経の働きを
上げることができます
毎日の生活の中で 1分だけきちんと呼吸する習慣を
身につけましょう
そうすることにより 自律神経を整え 血行改善につながります
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血管の老化が気になる方はこちら↓↓↓
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参照:「自律神経セルフケア術」