入浴上手で元気な1年
入浴は手軽で優れた健康法といわれています。実際、入浴の頻度が多い人は脳梗塞や心疾患のリスクが低い、要介護になるリスクが減るといった研究報告が出ています。一方で、入浴中の事故が多い現状も。まずは十の安全入浴術をマスターして、この1年を元気に過ごしましょう。
10の“安全”入浴術
- 食事の直後は入浴しない
- 脱衣所や浴室とリビングの温度差は5℃以内
- 入浴前後はコップ1杯の水分補給
- 誰かが起きている時間に入浴、声をかけて入浴
- かけ湯をしてから湯船に
- 湯船から出るときはゆっくり立ち上がる
- 熱すぎるお湯には入らない
- 浴室内は滑らない工夫を
- お酒を飲んでしばらくは入浴しない
- 体調が悪いときはお風呂に入らない
入浴剤を活用して、さらに入浴を楽しく!
多くの種類がある入浴剤。医薬部外品や浴用化粧品なら安心してご利用いただけます。
保温効果をさらに高める無機塩類系入浴剤
昔からある、粉末または顆粒状の入浴剤。
このタイプは皮膚表面に膜をつくるので、高い保温効果があります。その効果を少しでも長く維持するために、できれば洗い流さずにお風呂から上がりましょう。
疲労回復を助ける炭酸ガス系入浴剤
お湯に入れると発泡するタイプ。
皮膚から炭酸ガスが吸収され、血管を拡げ、血流量がアップ。新陳代謝が促され、疲労回復効果を助けます。実際の湯温より少し高めに感じるので、ぬるめのお湯に入れても◎
好きな香りの入浴剤でリラックス
香りにリラクゼーション効果があることは昔からよく知られています。
好きな香りの入浴剤を入れたり、好きな香水を浴室内にスプレーしたり、アロマオイルを洗面器に2・3滴たらしてみても良いですね。また、生花の花びらを浮かべると目でも楽しめます。
※アロマオイルは直接身体に触れないようにご注意ください。
もっと詳しく知りたい方はかなざわ薬房まで
かなざわ薬房では、上手な入浴術、お風呂の楽しみ方も掲載している「Life 1月号」を無料でお渡ししています。
ご希望の方は、店頭にてお気軽にお声がけください。
Life 2023年1月号(2023年1月1日発行)
【特集】いきいき入浴術
10の安全入浴術であなたもお風呂マイスターに。
■寒くて空気が乾燥している冬、のどの乾燥にも気をつけて
空気が冷えて乾燥している冬はのどにとって厳しい季節です。のどは呼吸をしたときの空気の通リ道(呼吸器)であるばかりでなく、胃への飲食物の通り道(消化器)でもあり、さらに声を出す発声器でもあります。この季節、のどをもっと労わりませんか。